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Q1: 処方せんで調剤してもらう薬と薬局で売られている薬の違いは?
A1:街の薬局や薬店で売られている薬(市販薬)は、誰でも自由に買うことができ、その薬局で相談して使える薬です。そしてその多くはその時の症状を想定して、数種類の成分を幅広く効果的に配合してあります。例えば、胃薬、かぜ薬など。ある分類の薬は使い方、注意等の文書を添えて販売します。一方、病院でもらう薬(医療用医薬品)は、多くは単一成分の医薬品で医師が患者さん一人ひとりを診察し、病気やケガの程度を考えて、その時の症状に最も適した薬を組み合わせて選ぶ薬です。患者さんの体質・体力・年齢を考慮し、薬の種類や量を調節して処方されています。そのため、患者さん独自の判断で服用(使用)を中止したり用法・用量を変えたりすると副作用等の危険を生じる場合がありますので、服用(使用)している医薬品について疑問をお持ちになられた場合には、医師・歯科医師または調剤した薬剤師にご相談いただくようお願いします。

Q2:薬局で購入した薬は、何年ぐらい使ってもいいのでしょうか?
A2: 有効期限や使用期限は、製品を開封しないで指定された保存条件下においた場合に品質が保証される期間を表します。開封後の品質まで保証するものではありません。一旦開封しますと、購入した方の保存条件や使い方で品質への影響が大きく変化するため、開封後の期限まで一律に決めることができません。しかし、しっかり栓をして、湿度の低い、冷暗所に適切に保存すれば、それらの期限が使用可能な期限の目安にはなると思います。
 一般的には、上記のように判断する以外にありませんが、目安の期限内であっても外見上何らかの変化が認められるときには、ご使用にならない方が良いと思います。一度手にとった錠剤を瓶に返すと錠剤にカビが生えたり、目薬を使うときに液の出口に目や手を付けたりしますと微生物が液中に入り、繁殖して浮遊物が現れたりします。ただし、医師から処方された医薬品の場合には、この限りではありません。原則として、薬を飲む必要がなくなった時点で廃棄していただきたいと思います。

Q3:薬の保管で気を付けることは?
A3: 薬は全て薬箱(救急箱)に入れておいた方が良いと思われがちですが、種類によって、保管の仕方が違います。
1.高温・湿気・日光を避けて保管。
2.坐剤・シロップ剤は原則として冷蔵庫に保管。
3.子供の手の届かない場所に保管。
4.古くなった薬は使用しない。購入時期や有効期限を記載して保管。
5.他の容器に移し替えないこと。

Q4:薬の相互作用(飲み合わせ)とは?
A4: 2種類以上の薬を同時に使用した場合、薬と薬がお互いに影響し合って、薬の効き目が変化することがあります。また、単独で使用した場合は現れない副作用が現れることもあります。これを「薬の相互作用」といいます。服用する薬の種類が多くなればなるほど、薬と薬の相互作用は起こる可能性があります。薬を何種類も飲むときは、副作用や相互作用を防止するためにも他の病院・診療科でもらっている薬を診察の際に医師に見せる(報告する)ことが非常に大事なこととなります。市販の薬を服用していても同様です。

Q5:薬と食べ物にも相互作用はありますか?
A5: 食べ物によって薬の作用が影響を受ける組み合わせがあります。例えば、
 ・ワルファリン(血栓を防ぐ薬)と納豆(その他クロレラ、青汁等のサプリメント)
  ワルファリンの作用が弱められます。
 ・カルシウム拮抗剤(血圧を下げる薬等)とグレープフルーツジュース
  血圧を下げる作用等が強まります。
 ・テオフィリン(喘息の薬)とタバコ…など
  テオフィリンの作用が弱められます。
 これらは、同時に摂取するとすぐに危険な状態になる、ということではありませんが、「薬によっては、注意を要する食べ物がある」ということを覚えておき、薬を受け取ったら、注意すべき食べ物や飲み物を薬剤師に確認しておきましょう。また、薬とアルコールの相性はとても悪いので、薬を飲んでいるときは、できればお酒は我慢してください。

Q6:「食間」と指示されたのですが、いつ薬を飲めばよいのですか?
A6: 「食間」とは、食事をとってから約2時間が経過した時期を指します。決して食事中に服用するという意味ではありません。食事と食事の間のことですので、間違わないようにしてください。この服用時間は薬の性質に基づき決められますので、定められた時間に飲まないと効果が弱められたり、不都合を生じたりします。例えば、胃に食物がない時に服用した方が効果的である漢方薬などでは、この「食間」服用が指示されることがよくありますが、アスピリンのように胃に負担をかける薬を「食間」に服用しますと胃の調子が悪くなる方もあります。また、利尿剤は、しばしば朝食後に服用するよう指示されますが、それを就寝前に服用すると、夜中にトイレに何回も起きなければならなくなってしまいます。服用時間はしっかり守ってください。
「食前」とは、食事の約30分前
「食後」とは、食事の約30分後
「食間」とは、食事の約2時間後

Q7:薬歴という言葉を耳にしましたが、何のことでしょうか?
A7: 医師が患者さんごとにカルテを作るのと同じように、薬局でも来局された方それぞれに、体質や今まで薬や食べ物でアレルギーを起こしたことがないか、あるいは、これまでどんな薬を飲んでいたか等を伺い、その情報を記録しています。これが「薬歴」と呼ばれるもので、薬を正しく安全にそして効果的に使っていただくためには是非必要な記録です。
 薬剤師は、処方せんを受け付けたり市販薬を販売する時など、この記録を参考にして、例えば別の病院から既に同じような薬が処方されていないか、アレルギーを起こすような薬は含まれていないか等を確認することができます。もし問題が発見されると、処方医に連絡し処方内容を検討してもらったり、普段あまり気にせず服用している市販薬等との飲み合わせもチェックできるなど、薬歴はとても大切な記録です。薬局へ行くと、薬剤師がお聞きしますが、薬を安全に使うための必要な記録となりますので、質問にはお答えください。 もちろん、お聞きしたことは個人のプライバシーに関わる問題ですから、患者さんの了解を得ずにむやみに他人にもらすことはありません。

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